[今夜の視点]シカゴ大豆=現物高がどこまで続くのかが焦点

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。11月限は一時1035セント台に乗せてすでに前日
の高値を上回っている。
 大豆の騰勢がどこまで続くかに注目したいが、それは現物高を背景にしたものであ
り、現物高がどこまで続くのか次第となる。

 前日のシカゴは続伸。まだ米中首脳会談に多少時間があるなか、それに対する期待と
いうより中国のブラジル産大豆爆買いによる同国産の高騰を受けて、米国産大豆の現物
も騰勢を強めていることがこの大豆高の背景だ。注目されている現物市場の指標となる
全米大豆価格指標は前日12.80セントも急伸している。
 なお、大豆とコーンの全米現物価格指標は以下で見れる。
 https://www.barchart.com/futures/quotes/zspaus.CM
 11月限は1033.75セントまで急伸した後、引けも1031.75セントと
1030セント台を維持した。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【工業】 10/22 05:30 週間石油統計(API)
【納会】 WTI原油 2025年11月限(NYMEX)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 消費者物価指数 2025年9月(カナダ統計局)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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