[今夜の視点]金・銀=中東情勢や米政府機関閉鎖の行方を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、イスラエルのガザ空爆や米
政府機関閉鎖が続いていることなどを受け、押し目を買われた。アジア市場では、朝方
に4374ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。午後に入ると、4318ドル
台まで下落した。
 金ETF(上場投信)に投資資金が流入し、押し目買いが入ったことが支援要因にな
った。ただ高値圏での乱高下でやれやれの売りに上値を抑えられた。今夜はバンス米副
大統領がイスラエルを訪問し、中東地域の課題と機会について協議する。ガザ地区の停
戦合意が守られるかどうかを確認したい。またハセット米国家経済会議(NEC)委員
長は、米政府機関の一部閉鎖が週内に終わらなければ「より強力な措置」を講じる可能
性があることを示唆した。一部閉鎖の行方も焦点である。
<今夜の予定>
・加消費者物価指数 2025年9月(カナダ統計局)
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