[今夜の視点]シカゴ大豆=月末の米中首脳会談が目先の焦点

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。午前中は軟調だったが、午後からやや切り返して
いる。11月限は午前中は1030セント台割れで推移していたが、午後は1030セ
ント台前半で推移。
 前日は現物の騰勢が一服したことで、利食い売りが優勢となった。ただ、安値から戻
して下げ幅は小幅にとどまり、下値の堅さを伺える展開だった。月末に待望の米中首脳
会談を控えていることで、これからはそのニュースに一喜一憂する展開か。

 前日のシカゴは小反落。前週から続いていた米国産大豆の現物の騰勢が一服(全米大
豆指標は前日比0.05セント高)したことで、利食い売りが優勢となった。ただ、月
末に米中首脳会談を控えていることで下げ幅は抑制された。米農務省(USDA)は週
間の生育進度発表を停止しているが、ブルームバーグ通信によるアナリスト予想平均の
収穫進捗率は74%となっている。

 11月限は1027.75セントまで下落した後、引けは1030.75セントと
1030セント台を維持した。

<今夜の予定>
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 消費者物価指数 2025年9月 (国立統計局)
【経済】 15:00 小売物価指数 2025年9月 (国立統計局)
【経済】 15:00 生産者物価指数 2025年9月 (国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数 (MBA)
【工業】 23:30 週間石油統計 (EIA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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