−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比) RSS3 TSR20 2025/10 2026/03 2026/09 2025/11 2026/10 303.0 0.0 307.0 - 1.5 308.0 - 2.0 255.0 0.0 255.0 0.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 上海ゴム1月限 15,145 + 145 (午後3時50分時点) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【市況】 ゴムRSS3号、総じて軟調。序盤は、上海夜間は堅調に推移したものの、これに対 する反応は薄く、戻り売りを浴びる格好となった。中盤以降は、日中取引の上海ゴムが 伸び悩んだことから様子見気分が強まる中、やや売り物がちの展開となった。TSR2 0は出来ず。 大引けのRSS3号は前営業日比3.2円安〜1.8円高、活発限月の3月限は同 1.5円安の307.0円、期先26年9月限は同2.0円安の308.0円、総出来 高は345枚、TSR20は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は、50ポイント安 〜70ポイント高、総出来高は13枚。 【産地価格は安値圏でもみ合い】 産地相場は安値圏での推移が続いている。10月22日、タイ南部の天然ゴム主要積 み出し港のソンクラ渡しのオファー価格は、前日比0.27バーツ安の65.96バー ツが提示されている。今月14日に65バーツ台に下落して以降、21日に初めて66 バーツ台を回復したが、すぐに65バーツ台に押し戻された。 産地タイは増産期に入っており、供給に問題はない。一方、需要サイドをみると、 中国経済の減速などから、需要は伸びにくそうだ。20日の発表された2025年7- 9月期の中国国内総生産(GDP)は、前年同期比4.8%増となり、4−6月期の 5.2%増からは減速となっている。産地価格は、需給緩和観測からの下値余地はまだ ありそうだ。 【シンガポールゴムと上海ゴム相場】 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は、午前中は売りがやや 優勢となった。だが、午後に入ると、地合いを引き締め、一部限月はプラスサイドに振 れ、0.6セント安〜0.1セント高で推移している。 上海ゴムは総じて堅調。中心限月の1月限は、買いが優勢となり、、前営業日比11 0元高の1万5110元で取引を終えた。日中取引に入ると、様子見気分が強く、夜間 取引の終値と同値圏でのもみ合いとなった。 MINKABU PRESSS
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