LME市況=アルミ・銅は銅の買い戻しで堅調、ニッケルは小幅続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物           3カ月物
    アルミ        2,809.61  +   27.25     2,807.00  +   26.00
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅        10,656.64  +   63.36    10,663.00  +   39.50
    ニッケル      14,960.84  -    7.87    15,163.00  -   12.00
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 アルミ3カ月物は続伸。2780ドルで小安く取引を開始。アジアの時間帯前半はア
ジア株の頭重い動きが重石となり、2780ドルを割り込み2775ドルまで値を落と
す動きが見られた。その後はじり高となり、米国時間を迎える頃には2822ドルの高
値に到達。高値を離れた後は2805ドルが下値支持線として意識される高もみとな
り、2800ドルを維持したまま取引を終えた。
 銅3カ月物は反発。1万0584ドルで軟調で取引を開始した後に1万0536.
50ドルの安値まで値を落とした。その後は下落後の反動で買い戻されて1万0600
ドル台を回復した。しばらくもちあった後、再び地合いを引き締めて欧州時間には1万
0675ドルに到達。その後は1万0620ドルを下値支持線とする高もみとなり、米
国の時間帯には米国株の頭重い動きにもかかわらず1万0706.50ドルの高値に達
した。騰勢は続かず値位置を落としたが1万0630ドルが下値支持線となり、プラス
サイドを維持して堅調に終了。
 ニッケル3カ月物は小幅続落。1万5205ドルで堅調で取引を終えた後は、前日の
下落後の買い戻しから1万5215ドルの高値まで浮上する動きも見られた。しかし、
欧州時間帯は軟化に転じ1万5105ドルの安値を付けた。その後、買い戻されたもの
の1万5200ドルが上値抵抗線として意識されて終盤に転売が見られ、マイナスサイ
ドで終えた。
今日の材料
・22日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は小反落、2.57ポイント安の3913.76ポイント。
・欧州株はまちまち。英FTは上昇。独DAX、仏CAC株価指数は下落。
・ドルは下値堅く推移。ドル円は1ドル=151円台半ばでは買い支えられ、151円台後
 半に戻す。ユーロドルは1ユーロ=1.1574ドルまで下落し、今月14日以来の安値
 をつけたが、切り返し、ほぼ変わらず。
・米国株は軟調。ニューヨークダウが334.33ドル安、ナスダックス指数は213.27ポイ
 ント安(0.93%の低下)。
・ニューヨーク貴金属は金が手じまい売り継続で続落。銀は小幅続落。PGM系貴金属
 は反発。ニューヨーク原油は上昇。期近12月限は一時59.83ドルまで上伸。
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