ゴム午前=買い先行、上海高を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は買い先行。寄り付きでは、上海夜間の大幅高を好感し、地合いを引
き締めた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩んでいることから、もみ合いと
なるる限月が目立っている。
 午前11時49分現在のRSS3号は前営業日比2.0〜8.0円高。活発限月の3
月限は同3.7円高の312.7円、期先26年9月限は出来ず、推定出来高は403
枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、同95〜145ポイント安、推定出来高は
31枚(夜間取引を含む)。

【活発限月の3月限は315円の攻防】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、上海高を好感し、買いが優勢となっている。た
だ、活発限月の3月限は、313.3円まで上昇したものの、節目の315円手前で
は、上値が重くなっている。

 3月限は、20日に301.0円まで下落後、反発場面となっているが、ファンダメ
ンタルズには特に変化はない。上海ゴムの反発に追随しているだけだ。一方、産地価格
は、軟調な展開が継続している。上海ゴムの戻り一服となれば、JPXゴムRSS3
は、再び売りが先行する可能性が高いとみる。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いが先行し、1.0
〜2.2セント高で推移している。
 上海ゴムは買い先行。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、
前営業日比160元高の1万5385元で推移している。

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