前週のトウモロコシ相場は底固く推移した。安値では農家の売り渋りスタンスが確認 されており、安値限界を確認したとの見方が、現物相場主導で相場を押し上げた。米中 通商環境の改善期待、原油高の影響もあり、約1ヵ月ぶりの高値を更新している。大豆 相場は1040セント台前半まで切り返した。米中通商交渉には不透明感が強いもの の、米中関係の改善期待が相場を支援した。原油相場の急伸も、穀物相場全体を下支え した。 今週は底固い展開が想定されるが、30日の米中首脳会談次第で大きく揺れ動く可能 性がある。トウモロコシは420セント水準でも農家が在庫売却を渋っており、下落余地 は限定される。収穫期は終盤に差し掛かっているが、安値で在庫売却を急ぐようなムー ドにはない。ただし、430セント水準だと農家売りも膨らみやすく、本格的な上昇ま では見込まれていない。大豆は30日の米中首脳会談で短期トレンドが決まる。米中大 豆貿易の再開期待が強まると、このまま1000セント台後半まで取引レンジを切り上 げる見通し。輸出が回復すれば、大豆需給は引き締まりやすい。ただし、大豆貿易再開 に向けて目立った進展が見られない場合には、失望売りから1000セント台前半で低 迷しよう。 予想レンジは、トウモロコシが415〜430セント、大豆が1010〜1070セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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