経済統計解説＝米ＣＰＩは総合の伸びが引き続き加速

　９月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）は総合・前年比が＋３．０％まで加速した一方、
コア・前年比は＋３．０％まで減速した。５月以降、総合の伸びが加速しているため、
関税による物価押し上げを警戒すべきだろう。コアの減速は一時的だと思われる。
　１０月の米総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ）・速報値は５４．８まで上昇した。製
造業、サービス業ともに上向いている。米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の追加利下げ
見通しを受けて、高水準の金利負担が幾分和らぐと思われることから、しっかりとした
推移が続くか。
MINKABU PRESS

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