需給緩和見通しで、戻り売り優勢の展開が続く見通し。需要の伸びが鈍化する中で、 石油輸出国機構(OPEC)プラスの供給は増え続け、年末に向けての供給過剰見通し は強い。ロシア産の供給不安が高まっているが、供給過剰環境を崩すのは難しく、一時 的な調整高に留まろう。国際需給は多少の供給トラブルを消化するだけの余力を有して いる。短期的な乱高下を繰り返しながらもコアレンジを切り下げ、年初来安値更新を打 診する展開が続く見通し。米中関係の改善期待、地政学リスクなどを手掛かりとした上 昇は、引き続き売り場になる見通し。60ドル台定着は難しいだろう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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