ゴム午前=総じて小高い、日中取引の上海ゴムが伸び悩む

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて小高い。寄り付きでは、上海夜間の小幅高を好感し、やや買
いが先行した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩んでいることから、小動き
となっている。TSR20は出来ず。上海天然ゴム先物も出来ず。
 午前11時41分現在のRSS3号は前営業日比3.0円安〜1.0円高。活発限月
の3月限は同0.1円高の313.0円、期先26年9月限は出来ず、推定出来高は
221枚(夜間取引含む)。

【上海ゴムは戻りいっぱいか】
 上海ゴムの戻りが鈍くなっている。上海ゴムの中心限月1月限は、20日に1万46
75元まで下落後、戻り場面となり、24日には1万5470元まで一時上昇した。た
だ、節目の1万5500元の手前では戻り売りを浴びている。
 1万5500元という水準は、9月5日の高値1万6370元から10月20日の安
値1万4675元まで下落の半値戻しがある1万5523元に近い。この価格帯を突破
すれば、買いに勢いが付く。逆に同水準で切り返されると、戻り売りが先行するだろ
う。同水準の攻防に注目したい。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は期近安・期中先高とな
り、0.4セント安〜0.6セント高で推移している。
 上海ゴムは買い先行。午前11時35分現在、指標限月の2026年1月限は、
前営業日比変わらずの1万5350元で推移している。

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