ゴム市況＝総じて軟調、上海ゴム１月限は戻りを叩かれる

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                　ＲＳＳ３　　　    　                ＴＳＲ２０
 　2025/11 　　   2026/03　      2026/10         2025/11    　  2026/10
　308.8  + 6.5 　313.0  - 1.4 　313.0　 新甫    255.0   0.0    255.0   0.0
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 　　　  上海ゴム１月限　　　15,375　＋　5（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号、総じて軟調。序盤は、上海夜間が小幅高となったものの、これに対
する反応は薄く、玉次第の展開となった。期近１１月限は買いが先行する一方、期中は
やや売りが優勢で推移した。中盤以降は、日中取引の上海ゴムが戻りを叩かれたことか
ら、売り物がちの展開となった。ＴＳＲ２０は出来ず。
　大引けのＲＳＳ３号は前営業日比２．１円安〜６．５円高、活発限月の３月限は同
１．４円安の３１３．０円、新甫２６年１０月限は３１３．０円で発会した。総出来高
は５０２枚、ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は、同３０ポイント安
〜１０ポイント高、総出来高は１０４枚。
【３月限の３１５円付近は上値が重い】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３は、総じて軟調に推移した。活発限月の３月限は、前日、
本日と３１４．９円で切り返された。９日の高値３１５．０円付近では、戻り売り圧力
が強いようだ。
　上海ゴムの中心限月１月限も１万５５００元前後では戻り売りを浴びている。上海ゴ
ムが戻りいっぱいとなれば、ＪＰＸゴムＲＳＳ３も売り圧力が強くなるとみる。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は、午前中は買いがやや
優勢となったが、午後に入ると地合いを緩め、一部限月はマイナスサイドに沈み、０．
１セント安〜０．２セント高で推移している。

　上海ゴムは総じて小高い。中心限月の１月限は、夜間取引では小高い推移し、前営業
日比２０元高の１万５３９０元で取引を終えた。日中取引に入ると、序盤は小動きとな
った。中盤に入ると、地合いを引き締め、１万５５０５元まで上昇した。だが、同水準
では戻り売りを浴び、一時マイナスサイドに振れる場面に振れた。終盤は前日の終値付
近で小動きとなった。

MINKABU PRESSS

• ＮＹ金１２月限は２９．５ドル高の４０３０．２ドルで推移
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