［本日の見通し］ゴム＝売り物がちの展開、上海ゴムは戻りいっぱいか
ＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、売り物がちな展開になりそうだ。寄り付き直後は、夜間取 引の下げ幅が大きかった限月は調整高の動きが見られたが、買い一服後は、売りが優勢 となっている。 今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、地合いを緩める限月が目立ちそうだ。ファンダメン タルズ面をみれば、需給緩和観測が根強く、売りが出やすい。また、今日もドル・円が 円高方向に推移していることも売りを誘いそうだ。 活発限月の３月限は、１０日に３１５．０円で上値を抑えられた。また、２４日と２ ７日の夜間取引では、３１４．９円まで上昇する場面があったが、いずれも３１５円手 前で切り返された。上値を試して失敗したことから、次は、下攻めとなり、節目の３０ ５円を試す可能性が高いとみる。 一方、上海ゴムの中心限月１月限は、２０日に１万４６７５元まで下落後、反発場面 となり、前日は１万５５０５元まで上昇したが、終値は１万５３８５元だった。節目の １万５５００元前後で戻り売りを浴びた格好となっている。このため、今日は売りが先 行しやすいとみる。上海ゴム１月限の２０日からの戻り場面が終了する可能性がある。 午前９時４１分時点のゴムＲＳＳ３号活発限月の３月限は前営業日比３．４円安の ３０９．３６円。今日の日中、予想される３月限のレンジ３０５．０〜３１３．０円前 後。 今後一週間先までのＲＳＳ３号３月限の予想レンジは２９０．０〜３２５．０円。 テクニカルからの下値支持線は３００．０（節目）、上値抵抗線は３２０．０円（節 目）。 MINKABU PRESS
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