ゴム午前=売り優勢、上海ゴムの上値が重い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は売り優勢。寄り付き直後は、夜間取引の下げ幅が大きかった限月が
調整高の動きが見られたが、買い一服後は、売りが優勢となった。中盤に入ると、日中
取引の上海ゴムが上値重く推移しているため、売り物がちの展開となっている。TSR
20は出来ず。
 午前11時20分現在のRSS3号は前営業日比3.3〜0.8円安。活発限月の3
月限は同1.7円安の311.3円、期先26年10月限は出来ず、推定出来高は13
1枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、1月限のみ約定し、20ポイント安、推
定出来高は20枚(夜間取引を含む)。

【3月限は下攻めか】
 今日の午前のJPXゴムRSS3は、軟調な展開となっている。活発限月の3月限
は、前日、前々日と314.9円まで上昇したが、10日の高値315.0円突破には
失敗し、今日は一時310円を割り込む場面があった。
 上海ゴムの中心限月1月限をみると、1万5500元前後で戻り一杯となっている。
目先、上海ゴム1月限が売り優勢で推移するようなら、JPXゴムRSS3の3月限は
節目の305円を目指す可能性があるとみる。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いがやや優勢でとな
り、0.1〜0.5セント高で推移している。
 上海ゴムは小幅まちまち。午前10時50分現在、指標限月の2026年1月限は、
前営業日比5元安1万5380元で推移している。

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