プラチナ午前=プラチナ期先2本が小反落、戻りを売られる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ期先2本が小反落。ニューヨーク高や円安
を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安一服やドル建て現物相場の戻りを売られ
たことを受けてマイナスサイドに転じた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが17円安〜131円高、プラチナミ
ニが18.5円安〜187.0円高、プラチナスポットが36円安、パラジウムが出来
ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが4413枚、プラチナミニが1020
枚、プラチナスポットが1732枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米FOMC後のドル高も底堅い】
 プラチナは米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ見通しが支援要因になった。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見で「12月会合での利下げ決定は既定
路線ではない」と述べ、ドル高に振れたことが上値を抑えられたが、利下げが決定され
たことを受けて下値は限られた。この日の米中首脳会談を確認したい。
 プラチナ先限は7220円まで下落した。円安一服やドル建て現物相場の軟調が圧迫
要因になった。円相場は1ドル=152円台後半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1601.09ドルから、戻りを売ら
れた。
 午前11時現在、プラチナは1595.23ドル、パラジウムが1415.23ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1589.50ドル、パラジウムが
1410.93ドル。
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