前週は310円台前半をコアに売買が交差する展開になった。積極的な売買材料を欠 き、持高調整に終始している。米中首脳会談が開催され、良好関係の改善が進んだとの 見方はポジティブ。投資家のリスク選好性は高まっている。ただし、これがゴムの需要 見通しに大きな影響を与えるのかは懐疑的な見方も強く、ゴム相場を大きく押し上げる ような動きは見送られた。産地が増産期を迎えていることもネガティブ。 今週も膠着気味の展開が続きやすいが、戻りは売られる展開になろう。米中関係の改 善を前提にしても、中国自動車市場の減速傾向に大きな変化は想定されていない。ゴム 需要環境が大きく上振れする可能性は低い。一方、産地では年間で最も生産量が上向き やすい時期であり、季節要因からも上値を抑えられやすい。円安傾向が下値をサポート するが、徐々に310円台を割り込む方向性になろう。 予想レンジは300〜310円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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