プラチナ午前=プラチナが反落、現物安が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ドル建て現物相場の下落を受けて
売り優勢で始まった。その後は、ドル高を受けて軟調となった。パラジウムの商いは成
立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが285円安〜19円高、プラチナミ
ニが270.0〜181.0円安、プラチナスポットが279円安、パラジウムが出来
ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが5929枚、プラチナミニが712枚、
プラチナスポットが2535枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金軟調につれ安】
 プラチナは米金融当局者の利下げ否定発言や金軟調が圧迫要因になった。米カンザス
シティー地区連銀のシュミッド総裁は、高インフレが継続し、物価圧力が経済に広がり
つつある兆しが見られる中で利下げを実施すれば、物価安定に対する連邦準備理事会
(FRB)の信認が損なわれる恐れがあると考え、今回の決定会合で利下げに反対票を
投じたと述べた。
 プラチナ先限は祝日取引で7227円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=154円台前半で推移した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1574.50ドルから、ドル高を受
けて売り優勢となった。
 午前11時現在、プラチナは1571.31ドル、パラジウムが1434.44ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1621.25ドル、パラジウムが
1466.70ドル。
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