●短期見通し原油、６０ドル割れに向け下値不安を維持＝マーケットエッジ

　需給緩和見通しで、戻り売り優勢の展開が続く見通し。需要の伸びが鈍化する中で、
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）プラスなど主要産油国の供給は増え続け、年末に向けての
供給過剰見通しは強い。米欧の新制裁でロシア産の供給不安が浮上しているが、原油需
給・価格に対する影響は限定される見通し。短期上昇リスク要因との評価に留まる。世
界的な在庫積み増しが続きやすく、まずは６０ドル割れ定着を打診しよう。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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