[今夜の視点]シカゴコーン=大豆の大幅反落がなければ下値は限定的か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は総じて小反落。大豆の修整安につれ安も小麦の反発が支援
材料となり、下げ幅は限定的。
 米政府機関の閉鎖で米農務省(USDA)から米国産コーンの収穫率の発表がない
が、収穫は順調に進んでいるもよう。11月入りとなったが、例年、この時期の収穫率
は70%台だが、昨年は極端に早く91%を記録。今年も90%程度まで進行している
可能性がある。
 期近12月限が430セント台で推移し、収穫の進展はかなり織り込み感がある。先
月27日以降、総取組高が大幅に減少しており、先週は売り越し状態の大口投機家は買
い戻しを先行させたもよう。大豆の大幅反落がなければ、大きな崩れはなく、430セ
ント割れから下値は限定的か。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 貿易収支 2025年9月(商務省)
【経済】11/5 00:00 耐久財受注 2025年9月確報値(商務省)
【経済】11/5 00:00 製造業新規受注 2025年9月(商務省)
【工業】11/5 06:30 週間石油統計(API)
◆ カナダ ◆
【経済】22:30 貿易収支 2025年9月(カナダ統計局)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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