[今夜の視点]海外原油=売り買い交錯か、現状と見通しの狭間で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.01ドル高の60.57ドルで
推移。本日これまでのレンジは60.01〜60.64ドル。
 今晩の海外原油は売り買いが交錯か。今年の主要なテーマは供給過剰見通しで変わり
はないものの、市場参加者はこのリスクを意識しつつも、統計上ではっきりと供給過剰
を認識できておらず、下値を探る雰囲気ではなくなっている。一方、この観測が根強い
なかで買い戻しを加速させるような手がかりは見当たらず、積極的に仕掛けづらい。こ
れまでと同様に米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫は低水準を維持してい
るだろうが、これを強気な手がかりとして再認識するとも思えない。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 サービス業購買担当者景況指数 2025年10月確報(Markit)
【経済】18:00 購買担当者総合景況指数 2025年10月確報(Markit)
【経済】19:00 生産者物価指数 2025年9月(EUROSTAT)
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 製造業受注 2025年9月(経済技術省)
◆ フランス ◆
【経済】16:45 鉱工業生産指数 2025年9月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】22:15 雇用統計 2025年10月(ADP)
【経済】11/6 00:00 非製造業景況指数 2025年10月(ISM)
【工業】11/6 00:30 週間石油統計(EIA)
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