シカゴ大豆の夜間取引は反発。朝方は軟調だったがその後は戻している。1月限は 朝方、1120セント台割れもあったが、直近は1128セント台まで戻している。 後述するように、中国が菜種輸入を巡って、カナダ産排除から豪州産にシフトしてい ることで、カナダのウィニペグ菜種が前日急落して、大豆も売り圧力が強まった。した がって、今夜も菜種の値動きは無視できないと思われ、通常以上に注目したい。 前日のシカゴは反落。中国の米国産大豆の買い付け開始を受けた騰勢もこの日は一服 して修正安模様。またカナダ産菜種を締め出している中国が5年振りに豪州産菜種を輸 入したことで、ウィニペグ菜種が急落したことが圧迫材料となり、下げ幅が大きくなっ た。中国が豪州産菜種6万トンを買い付けたことが報じられている。 1月限は一時1112.50セントまで急落した後、引けは1121.50セントま で戻して1120セント台は回復した。 <今夜の予定> ◆ 中国 ◆ 【経済】 10:45 サービス業購買担当者景況指数 2025年10月(RatingDog) ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 18:00 サービス業購買担当者景況指数 2025年10月確報(Markit) 【経済】 18:00 購買担当者総合景況指数 2025年10月確報(Markit) 【経済】 19:00 生産者物価指数 2025年9月(EUROSTAT) ◆ ドイツ ◆ 【経済】 16:00 製造業受注 2025年9月(経済技術省) ◆ フランス ◆ 【経済】 16:45 鉱工業生産指数 2025年9月(INSEE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】 22:15 雇用統計 2025年10月(ADP) 【経済】 11/6 00:00 非製造業景況指数 2025年10月(ISM) 【工業】 11/6 00:30 週間石油統計(EIA) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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