プラチナ午前=プラチナが反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まった。その後はドル建て現物相場の上げ一服や円安一服に上値を抑えられ
た。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが41円安〜100円高、プラチナミ
ニが52.0〜62.5円高、プラチナスポットが125円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが2422枚、プラチナミニが303枚、
プラチナスポットが431枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金堅調につれ高】
 プラチナは金堅調が支援要因になった。金に安値拾いの買いが入った。株式市場の調
整局面が警告されたことなどが背景にある。一方、上海プラチナの出来高は伸び悩み、
中国勢の買い見送りが続いていることは上値を抑える要因である。
 プラチナ先限は7250円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=154円台前半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1558.20ドルから、金軟調を受
けて売り優勢となり、1546ドル台まで下落した。
 午前11時現在、プラチナは1551.24ドル、パラジウムが1411.67ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1547.42ドル、パラジウムが
1402.06ドル。
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