[今夜の視点]金・銀=株価と米ロの核実験の行方を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、安値拾いの買いが入ったこ
とを受けて堅調となった。アジア市場では、朝方の3970.60ドルから、米連邦準
備理事会(FRB)の利下げ観測後退を受けて売り優勢となり、3964ドル台まで下
落したのち、下げ一服となった。午後に入ると、3990ドル台まで上昇した。
 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退が圧迫要因だが、米株式市場の調整局
面の見方が下支えになった。安値拾いの買いが続くと、下げ止まることになりそうだ。
一方、米国は、カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地で、核弾頭を搭載できる
大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ミニットマン3」の発射実験を実施した。米ロの核
実験の行方も当面の焦点である。
<今夜の予定>
・独鉱工業生産指数 2025年9月(経済技術省)
・ユーロ圏小売売上高 2025年9月(EUROSTAT)
・英中銀政策金利公表(BOE)
・米新規失業保険申請件数(労働省)、発表延期見通し
・米卸売在庫 2025年9月確報値(商務省)、発表延期見通し
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