トウモロコシは、400セント水準で底入れ、反発を打診する環境になる。需給にひ っ迫感は乏しいが、安値での農家の売り渋り、米中関係の改善で緩やかな値上がりが打 診される。ただし、値上がりが進めば農家の在庫売却は強化される見通し。430セン ト台では農家売り圧力が強く、さらに上値を切り上げていくのは難しい。大豆相場の急 伸を前提にしても、上昇余地は大きくない。このまま400セント台前半で売買が交錯 する展開に留まる見通し。 大豆は、米中首脳会談で大豆貿易環境の正常化が進む見通しになっている。中国が合 意を順守するかが今後の焦点になるが、少なくとも既に中国は米国産大豆の購入に動き 始めている。また、米国産農産物に対する報復関税引き下げも確認された。このまま実 際に輸出拡大が確認できると、大豆相場は1100セント台前半にレンジを切り上げよ う。ただし、中国の米国産大豆に対する関税は13%が残されており、実際に合意に沿 った購入を行うのかは不透明。1200セントを試すような値動きには発展しづらい。 中国勢の動きが鈍ければ、1100セント水準が中立評価になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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