[今夜の視点]海外原油=供給過剰懸念で重いが、下値は広がりにくいか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.37ドル高の59.80ドルで
推移。本日これまでのレンジは59.60〜59.82ドル。
 今晩の海外原油は上値が重いか。供給過剰懸念が引き続き相場を圧迫するだろう。来
週、国際エネルギー機関(IEA)は来週の月報や世界エネルギー見通し(WEO)で
供給過剰を指摘する可能性が高く、積極的に買いづらいか。過剰在庫が積み上がる兆候
は限定的だが、IEAの見通しに寄り添う展開が続くだろう。
 ただ、ニューヨーク原油は60ドルを下回っては切り返す傾向にあり、積極的に売る
水準でもないと思われる。上値は重いが下値も広がらない、どっちつかずの展開が続く
か。
<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 貿易収支 2025年9月(連邦統計庁)
◆ フランス ◆
【経済】16:45 国際収支 2025年9月(フランス銀行)
【経済】16:45 貿易収支 2025年9月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 雇用統計 2025年10月(労働省)
【経済】11/8 00:00 消費者信頼感指数 2025年11月速報値(ミシガン大)
【経済】11/8 05:00 消費者信用残高 2025年9月(FRB)
【商品】11/8 05:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】22:30 雇用統計 2025年10月(カナダ統計局)
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