[本日の見通し]石油=しっかり、米政府機関の再開期待で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年3月限はしっかり。6万0810円まで水準を切
り上げた。
 米政府機関の閉鎖解除に向けて、期待感がやや高まりつつある。上院共和党が1月
30日までの一時的な歳出法案を提案するようで、一部の民主党議員は政府再開と一部
省庁機関向けの予算を盛り込んだ合意案を支持するもよう。このつなぎ法案が成立にこ
ぎつけるのか不透明だが、今月末からの年末商戦や来月のクリスマスに向けて、民主党
と共和党は是が非でも米政府機関を再開しなければならない。タイムリミットが迫りつ
つあるなかで、まだ紆余曲折があるのか、米政府機関がすんなりと正常化するのか見定
める必要がある。
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.17ドル高の59.92ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは59.74ドルから59.97ドル。
 原油3月限の予想レンジは6万0200円から6万1200円、ガソリン先限は7万
9500円から8万0500円、灯油先限は8万5500円から8万6500円。
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