ゴム午前=総じて買い優勢、4月限は317.0円まで上昇

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて買い優勢。寄り付きでは、上海夜間は小幅安となったもの
の、ドル・円が1ドル=153円台後半の円安に振れたことから、強弱材料が交錯し、
方向感に欠ける展開となった。その後、薄商いの中、買いがやや優勢となっている。T
SR20は出来ず。
 午前11時51分現在のRSS3号は前営業日比2.0円安〜3.4円高。活発限月
の4月限は同3.2円高の313.2円、期先26年10月限は出来ず、推定出来高は
148枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、5月限のみ約定し、5ポイント安、
推定出来高は4枚(夜間取引含む)。

【4月限はレンジを一時、上放れる】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、買い優勢となっている。活発限月の4月限は、1
0月24日以降、概ね310〜316.0円のレンジ相場となっていたが、今日の午前
中に一時317.0円まで上昇して、レンジから上放れる場面があった。ただ、その
後、316円付近まで押し戻されている。
 終値ベースでしっかりと同水準を上抜くからポイントになる。これに失敗すれば、上
ヒゲの長い日足となり、上放れ失敗との見方から、目先、売りが先行する可能性が高く
なる。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りが買いがやや優勢
となり、0.1〜0.4セント高で推移している。
 上海ゴムは小幅まちまち。午前11時15分現在、指標限月の2026年1月限は、
前営
業日比25元高の1万5000元で推移している。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。