シカゴ大豆市況=期近から続伸、米中貿易摩擦懸念後退や強気な輸出検証高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2025/11   1,106.25    1,116.00    1,106.25    1,116.00     +14.25
   2026/01   1,119.00    1,132.00    1,118.50    1,130.00     +13.00
   2026/03   1,127.25    1,140.75    1,127.25    1,139.25     +13.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       633,926         228,295        906,918 (+ 13,587)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(11月6日までの週)
 大 豆:108万8577トン(前週改定値:98万4875トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月16日−11月20日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は期近から続伸。終値の前営業日比は8.00〜14.25セント高。中心限月
の1月限は13.00セント高の1130.00セント。
 中国商務省が対米レアアース輸出規制を1年延期すると発表したことで米中貿易摩擦
に対する警戒感が後退したうえ、米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高が前週を
上回り100万トン台に達したことが好感されて買い優勢となった。
 1月限は1119セントで取引を開始した。直後に1120セント台に値を乗せた
が、欧州の時間帯を終えるまで主に1120セント台前半での高下となった。米国の時
間帯を迎えると引けにかけて引けにかけて値位置を切り上げる上値追いの動きとなり、
終盤には1132セントの高値に到達。高値を離れた後の底意は強く、1130セント
台を維持して引けを迎えた。
 米農務省(USDA)発表の11月6日までの週間大豆輸出検証高は108万
8577トンで前週の98万4875トンを上回った。一方の累計は前年の1532
万0558トンを約42%下回る888万9371トンだった。

*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地では8〜9日にかけて前線が到来し広い範囲で降雨または雷雨が発生。
この前線の停滞により今週は雨がちな天気が続くだろう。また、12日には新たな前線
が到来することでさらに雨の降りやすい状況になると見られる。なお、この前線は週後
半には北へ移動する見込みで、これに伴いブラジル南部では乾燥傾向が強まりそうだ。
 アルゼンチン産地では8〜9日にかけて前線が北上するに伴い気温が低下したが凍結
は見られなかった。多くの地域で土壌水分は十分な量を維持しているが、11〜12日
にかけて新たに前線が到来することでさらに降雨になると見られる。この前線が通過し
た後は乾燥傾向が強まる見込み。なお、気温が上昇するようであれば春から夏にかけて
の天気の大きな変わり目を迎える可能性がある。冬小麦はこれまでのところ順調に生育
している。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 プレーンズでは8〜9日にかけてネブラスカ州で降雨が発生したが、それ以外の
ほとんどの地域では降雨は発生しなかった。また、多くの地域で気温は低下していた
が、10日夜からは急速に上昇し、今週いっぱいは平年を上回る状態が続くだろう。
14日には低気圧が到来し15〜16日にかけて広い範囲で降雨となるほか、強風も見
込まれる。今週後半にはさらに活発な低気圧が到来すると予想される。

 大豆製品は、共に大豆に追随高となった。
 大豆粕12月限は前日比2.90ドル高の320ドル。
今日の材料
・ブラジル産地では8〜9日にかけて前線が到来し広い範囲で降雨または雷雨が発生。
・ブラジル産地では今週は雨がちな天気が続く見込み。
・アルゼンチン産地では雨に恵まれ多くの地域で十分な土壌水分を維持。
・11月6日までの週間大豆輸出検証高は108万8577トンで前週の98万
 4875トンを上回る。

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