11日の金相場は調整売り優勢の展開になったが、大きく値を崩すようなことはなか った。10日に100ドル超の急伸地合が形成された反動安としては、逆に底固さを示 したと言えよう。米政府機関の閉鎖は解消される方向に向かっているが、安全資産であ る金に対する投資需要は強い。第一に、今回手当てされる資金は1月までであり、民主 党が強い不満を抱く状況では、また政府機関閉鎖が始まりかねない。第二に、政府機関 閉鎖の影響は実体経済にネガティブな影響を及ぼし、12月利下げの可能性を高めてい る。これから発表が再開される雇用、インフレ指標次第だが、少なくとも民間発表の雇 用指標は10月に米労働市場が減速した可能性が高いことを示している。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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