[今夜の視点]シカゴ大豆=アジア時間の騰勢を維持できるか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。1月限は1140セント台に乗せている。アジア時間
の騰勢を維持できるか否かに今夜は注目したい。
 大豆は材料以上に騰勢が強まっている印象がある。14日の米農務省(USDA)の
月例需給報告で、米国産の生産高見通しの下方修正が見込まれているという支援材料は
あるものの、中国が上海で開催した国際輸入博覧会で、大豆を含むブラジル産の農産物
を2000万トン近く買い付けたことなどは無視されている状況だ。また米国産大豆は
現在、1月積みの本船渡し(FOB)価格で、ブラジル産に対してBu辺り30セント
ほど割高となっているため、中国もなかなか買いにくい。米中首脳会談直後は買い付け
も見られたが、現状は手控えられている。
 また米政府機関の閉鎖が解除されることになるが、これまで発表されなかった週間輸
出成約高の発表再開に関しては、発表元のUSDAのFAS局の最新ホームページで、
発表再開予定の記述はなく、少なくとも今週は引き続き発表されない可能性が高い。

 前日のシカゴは上伸。まだ中国の米国産大豆の買い付けの報道はないが、14日の
USDAの月例需給報告で、米国産の生産高見通しが下方修正されるとの見方が優勢と
なった。また長く続いた米政府機関の閉鎖がこの日の下院でのつなぎ予算案の可決で解
除されることになることも好感された。

 1月限は1134.50セントまで上昇した後、引けも1133.75セントとあま
り下げずに1130セント台を維持した。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 19:00 鉱工業生産 2025年9月(EUROSTAT)
◆ イギリス ◆
【経済】 16:00 国内総生産 速報値 2025年7-9月期(国立統計局)
【経済】 16:00 貿易収支 2025年9月(国立統計局)
【経済】 16:00 鉱工業生産指数 2025年9月(国立統計局)
【経済】 16:00 製造業生産指数 2025年9月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 22:30 消費者物価指数 2025年10月(労働省)
【経済】 11/14 04:00 財政収支 2025年10月(財務省)
【工業】 11/14 01:00 週間石油統計(EIA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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