[今日の視点]貴金属=急反落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、急反落して寄り付く見通し。金はニューヨーク安と円高を受けて売り優勢
となろう。銀は夜間取引で12月限が上昇した。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチ
ナがニューヨーク安と円高を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は33.54ドル安
の4172.99ドル、銀が174セント安の5228セント、プラチナが35.11
ドル安の1582.25ドル、パラジウムは53.79ドル安の1425.65ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=154.50/52円で、前営業日の
大引け時点から0.43円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万1130円前後、銀は245.0円前後、プラチナ
は7340円前後、パラジウムは7100円前後。
【NY金は米利下げ観測後退で利食い売り】
 金はきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退を受けて
利食い売りが出た。
 金は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退が圧迫要因になった。米ホワイト
ハウス国家経済会議(NEC)のハセット委員長は、政府閉鎖の影響で第4四半期のG
DP(国内総生産)が1.5%低下するとの予想を示した。また1カ月分の失業率デー
タは得られないとも述べた。一方、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、米国
のインフレ率は3%近辺と、なお高すぎる水準にある中、労働市場の一部に圧力がかか
っているように見えるとし、米経済はまちまちのシグナルを発していると述べた。CM
Eのフェドウォッチで12月利下げの確率は50.7%(前日62.9%)となった。

 銀はきのうの海外市場は、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退や金の上げ
一服を受けて戻りを売られた。
【プラチナは米利下げ観測後退や金反落が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場は、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退や金
反落を受けて戻りを売られた。
 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退や金反落が圧迫要因になっ
た。米政府機関が再開されることになったが、米経済指標の発表予定に対する不透明感
から米FRBの利下げ観測が後退した。CMEのフェドウォッチで12月利下げの確率
は50.7%(前日62.9%)となった。株価が急落したことも下げ要因である。
<今日の予定>
・中国住宅価格指数 2025年10月(国家統計局)
・中国小売売上高 2025年10月(国家統計局)
・中国鉱工業生産 2025年10月(国家統計局)
・ユーロ圏域内総生産 2025年7-9月期改定(EUROSTAT)
・ユーロ圏貿易収支 2025年9月(EUROSTAT)
・米小売売上高 2025年10月(商務省)、発表延期見通し
・米生産者物価指数 2025年10月(労働省)、発表延期見通し
・米企業在庫 2025年9月(商務省)、発表延期見通し
・建玉明細報告(CFTC)、発表延期見通し
MINKABU PRESS 東海林勇行

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