プラチナ午前=プラチナは反落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは反落。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調が下支えになった。パラジウム
の商いは成立しなかった。
 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが199円安〜16円高、プラチナミ
ニが210.0〜24.5円安、プラチナスポットが42円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが4367枚、プラチナミニが696枚、
プラチナスポットが1813枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米利下げ観測後退や金反落が圧迫】
 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退や金反落が圧迫要因になっ
た。米政府機関が再開されることになったが、米経済指標の発表予定に対する不透明感
から米FRBの利下げ観測が後退した。CMEのフェドウォッチで12月利下げの確率
は50.7%(前日62.9%)となった。株価が急落したことも下げ要因である。
 プラチナ先限は夜間取引で7288円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要
因になった。円相場は1ドル=154円台後半で円高が再開した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1588.30ドルから、押し目を買
われた。
 午前11時現在、プラチナは1598.41ドル、パラジウムが1443.94ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1617.36ドル、パラジウムが
1479.44ドル。
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