ゴム午前=総じて小高い、上海ゴムの軟化を映し上げ幅縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて小高い。序盤は、上海夜間が小高く推移したことを好感し、
地合いを引き締めた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが軟化したことから、一部限
月がマイナスサイドに沈んでいる。TSR20は出来ず。上海天然ゴム先物も出来ず。
 午前11時43分現在のRSS3号は前営業日比0.6円安〜1.9円高。活発限月
の4月限は同1.7円高の325.2円、期先26年10月限は出来ず、推定出来高は
268枚(夜間取引含む)。

【中国鉱工業生産は鈍化】
 日本時間の午前11時に発表された10月の中国鉱工業生産は、前年同月比4.5%
増となり、市場予想の5.5%増、前月の6.5%を下回った。中国は、依然として不
動作不況が続いており、内需の回復が遅れている。
 同時に発表された10月の小売売上高は、同2.9%増となった。市場予想の2.
8%増は上回ったものの、前月3.0%増からはわずかに減速した。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや優勢とな
り、0.6〜0.1セント安で推移している。
 上海ゴムはしっかり。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前
営業日比5元高の1万5290元で推移している。

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