プラチナ市況=プラチナは反落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         20,817   -172    21,220  -197  : 4,181.22   -25.31
銀          250.8  +22.8     255.0   0.0  : 5,282.00  -120.00
プラチナ     7,721   -113     7,403  -162  : 1,592.79   -24.57
パラジウム   7,100      0     7,100     0  : 1,431.28   -48.16
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    154.55   -0.38  ユーロ・ドル相場   1.1638  +0.0055
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは反落。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の堅調が下支えになった。午後に入ると、ド
ル建て現物相場の上げ一服を受けて戻りを売られた。パラジウムの商いは成立しなかっ
た。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが229〜113円安、プラチナスポットが
180円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが5959枚、プラチナミニが934枚、プラチナスポット
が2865枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金主導の値動き】
 プラチナ先限は夜間取引で7288円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要
因になった。日中取引では7480円で戻りを売られた。円相場は1ドル=154円台
後半で円高が再開した。
 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退が圧迫要因になったが、おおむね金手
動の値動きとなった。10月の失業率が発表されないとされ、経済指標に対する不透明
感が出た。また米金融当局者の利下げに慎重な発言が目立った。ただCMEのフェドウ
ォッチでは、12月の利下げ確率は約50%となっており、今後発表される経済指標で
労働市場の減速が示されると、利下げ観測が戻る可能性がある。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の1588.30ドルから、押し目
を買われた。午後に入ると、1611ドル台で上げ一服となった。
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