石油市況=原油は反発、アジアの時間帯の海外原油の夜間取引高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/05   78,000     ±0  2026/05   86,000     ±0  2026/04   60,930   +670
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 12月限 59.74 ドル +1.05
ブレント原油   夜間取引 期近 1月限 63.96 ドル +0.95
ドル・円相場 15:45 現在   154.55 円  前営業日比  0.38 円の円高
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【市況】
 東京石油市場の原油は反発。前日の海外原油先物が安値から戻して期近から小幅高で
引け、さらにロシアの黒海沿岸の石油積み出し港のノボロシースク港の石油備蓄基地を
ウクライナが無人機(ドローン)攻撃したとの報道で、この日のアジアの時間帯の夜間
取引で急伸していることに支援された。為替は1ドル=154円台半ばまで円高に振れ
ている。この日のドバイ原油の現物は朝高後さらに上昇している。
 原油は全限月が3ケタ高で引けた。この日も引き続き3月限から4月限への限月移行
の商いが見られた。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
100円高、原油が570〜930円高。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が6578枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【4月限は安値から戻すも引けは6万1000円に届かず】
 東京石油市場の原油は反発。国内夜間取引の序盤にこの日の安値を付けたあと戻し
て、この日の日中取引の午前にこの日の高値を付けた後、午後は上げ幅を縮小した。
 6番限である4月限は5万9810円から6万1430円まで急伸したあと上げ幅を
縮小して、引けでは6万1000円台を割り込んだ。

【ニューヨーク原油の時間外取引は上伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は上伸。12月限は午後3時45分現在、前
日比1.05ドル高の59.74ドル辺りで推移。

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