シカゴ大豆市況=期近から急反落、典型的な「事実で売る」展開

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/11     1133.00      1138.75     1116.00     1112.75     -19.25
  2025/ 1     1145.25      1152.25     1122.50     1124.50     -22.50
  2026/ 3     1154.75      1161.50     1134.00     1136.00     -20.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        未入電          311,895         955,996 ( + 16,755)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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     米 国 大 豆(11月14日発表)     単位:百万Bu
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                              2025/26年度             2024/25年度
         発表日            11/14      9/12         11/14      9/12
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     作付面積         81.1      81.1          87.3      87.1
     収穫面積         80.3      80.3          86.2      86.1
     単  収         53.0      53.5          50.7      50.7
     期初在庫          316       330           342       342
     生  産        4,253     4,301         4,374     4,366
     輸  入           20        20            27        27
     供給合計        4,590     4,651         4,744     4,736
     圧  砕        2,555     2,555         2,445     2,430
     輸  出        1,635     1,685         1,875     1,875
     種  用           73        73            70        70
     その他            37        37            37        31
     需要合計        4,300     4,351         4,427     4,406
     期末在庫          290       300           316       330
     農家平均価格       1050      1000          1000     1,000
     在庫/消費率        6.7       6.9           7.1       7.5
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 注)作付面積=百万エーカー、収穫面積=百万エーカー、単収=Bu/エーカー、
   農家平均価格=セント、在庫/消費率は%
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月20日−11月24日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は期近から急反落。前日比は22.50〜2.50セント安。1月限は22.5
0セント安の1124.50セント。

 事前に買い煽られ過ぎていたことで、この日は典型的なセル・ザ・ファクト(事実で
で売る)展開となった。注目の米農務省(USDA)の需給報告で、米国産の新穀の生
産高や単収、さらに期末在庫が下方修正されたが、これらは事前予想の範囲内の評価。
逆にブラジル産の旧穀の生産高見通しが上方修正され、さらに新穀は据え置きも元々大
豊作見通しのため、中国との輸出競合面が嫌気された。これまでの上昇局面では無視さ
れていた中国の大豆を含むブラジル産の農産物2000万トン買い付け合意などが蒸し
返された。11月当限は急落納会。

 期近1月限は1145.25セントで取引を開始。アジアの時間帯〜米国の時間帯前
半には一時1150セント台を回復する場面もあったが、おおむね1140セント台後
半で推移。需給報告発表後は大きく崩れて1120セント台前半まで下落して、安もは
1122.50セントまであった。
 USDAの需給報告に関しては、米国の生産高が42億5300万Bu(9月は43
億0100万Bu)、単収が53.0Bu(同53.5Bu)、期末在庫2億9000
万Bu(同3億Bu)と、それぞれ下方修正された。
 一方、ブラジル産の旧穀の生産高が1億7150万トン(同1億6900万トン)と
上方修正されて、新穀の生産高は据え置きもそれを上回る1億7500万トンとなって
いる。

*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地では今週末にかけて前線の到来でまとまった降雨が見込まれる。来週前
半には産地南部から中部にかけて前線の北上して停滞するだろう。おしなべて潤沢な土
壌水分で生育シーズンの初期段階を迎えている。
 アルゼンチン産地では大半の地域で潤沢な土壌水分となっているが、今週末さらに前
線の通過が見込まれており、後半に降雨が予想される。ただその後は11月後半から
12月にかけて少雨傾向に変化する可能性があり、気温上昇すれば、コーン、大豆の作
柄が変化する可能性もあるので注意したい。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 プレーンズ北部では14〜15日にかけて前線が通過する。雨量は多くないが気温が
低下する見込み。来週にかけては複数の低気圧の通過でより広範な地域で降雨となりそ
うだ。
 中部や南部では今週末も平年を上回る気温が続く見込み。来週前半に低気圧が通過し
て雨量が増加しそうだ。
 大豆製品は、大豆粕、大豆油ともに下落。大豆の急落に圧迫されて、とくに大豆粕の
下げ幅が大きくなった。
 大豆粕12月限は前日比5.90ドル安の322.50ドル。
今日の材料
・ブラジル産地では今週末にかけて前線の到来でまとまった降雨見込み。
・アルゼンチンでは今週末さらに前線の通過が見込みも、その後少雨傾向に変化する可
 能性。
・米国の生産高が42億5300万Bu(同43億0100万Bu)、単収が53.0
 Bu(同53.5Bu)、期末在庫2億9000万Bu(同3億Bu)と、それぞれ
 下方修正=USDA需給報告。
・ブラジル産の旧穀の生産高が1億7150万トン(同1億6900万トン)と
 上方修正。新穀の生産高は据え置きもそれを上回る1億7500万トン=USDA需
 給報告。

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