●週間見通し穀物、需給報告終えて上げ一服=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週のトウモロコシ相場は440セント台まで値上がりした後、430セント水準ま
で戻す展開になった。14日に米農務省(USDA)需給報告の発表が決まると、イー
ルド見通し引き下げ観測を背景に地合を引き締めた。しかし、実際の需給報告発表後は
利食い売り優勢の展開になり、急反落した。大豆相場は1150セントを上抜いた後、
1120セント台中盤まで上げ幅を削る展開になった。トウモロコシと同様にイールド
見通しの引き下げ観測を織り込んだが、需給報告発表後は利食い売り優勢の展開になっ
た。
 今週のトウモロコシ相場は430セント水準での取引になろう。USDA需給報告の
発表を終えて、上げ一服感が強い。トウモロコシ需給の緩和評価に変化は見られず、
430セント水準からは先高観形成が難しい。大豆相場の動向次第で若干の上昇余地が
認められるが、現行価格水準での取引になろう。大豆は調整売り優勢の展開を想定した
い。米中大豆貿易が注目されるが、このまま中国の大規模な買い付けが見送られると、
先高観の形成は難しい。1100セント水準まで値下がりするリスクも想定したい。た
だし、中国が大規模な買い付けに動けば戻り高値を更新するリスクを抱える。
 予想レンジは、トウモロコシが420〜440セント、大豆が1090〜1150セ
ント。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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