[今夜の視点]金・銀=米FRBの利下げ観測後退が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、米連邦準備理事会(FR
B)の利下げ観測後退を受けて売り優勢となった。アジア市場では、4105ドル台ま
で上昇したのち、上げ一服となった。午後に入ると、4050ドル台まで下落した。
 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退が圧迫要因になった。米金融当局者の
利下げに慎重な発言が目立った。9月の米雇用統計が20日に発表されることになった
が、10月の米消費者物価指数(CPI)は発表されない可能性があるという。インフ
レのデータがそろわなければ利下げ見送りの可能性が出てくる。
<今夜の予定>
・米製造業景況指数 2025年11月(ニューヨーク連銀)
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