プラチナ市況=プラチナは続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         20,213   -604    20,540  -680  : 4,067.32  -113.90
銀          250.8    0.0     254.3  -0.7  : 5,072.00  -210.00
プラチナ     7,631    -90     7,179  -224  : 1,552.00   -40.79
パラジウム   7,100      0     7,100     0  : 1,405.82   -25.46
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    154.69   +0.14  ユーロ・ドル相場   1.1605  -0.0033
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まったのち、金軟調につれ安となった。午後に入ると、押し目を買われたが、金の
下げ幅拡大を受けて戻りを売られた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが224〜90円安、プラチナスポットが
171円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが9191枚、プラチナミニが1002枚、プラチナスポッ
トが2397枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金主導の値動き】
 プラチナ先限は夜間取引で7088円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=154円台半ばから後半の円安に振れた。
 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退を受けて金が軟調に推移したことが圧
迫要因になった。米金融当局者の利下げに慎重な発言が目立った。ただ米政府機関の再
開は下支え要因である。レンジ下限に近付き、買い戻しなどが入った。今週は米小売り
大手の決算発表があり、個人消費に対する見方も確認したい。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、下げ一服。朝方の1545.30ドルから、金の戻
りを売られたことに上値を抑えられた。午後に入ると、押し目を買われ、1562ドル
台まで上昇した。
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