【市況】 ゴムRSS3号はまちまち。序盤は、上海夜間高を好感し、買いがやや優勢で推移し た。だが中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩みをみせたことから、売りが優勢 となり、一部限月がマイナスサイドに沈んだ。TSR20は出来ず。上海天然ゴム先物 も出来ず。 午前11時15分現在のRSS3号は前営業日比2.5円安〜1.8円高。活発限月 の4月限は同0.1円安の325.0円、期先26年10月限は出来ず、推定出来高は 140枚(夜間取引含む)。 【4月限は326円付近で上値が重い】 今日午前のJPXゴムRSS3は、薄商いの中、まちまちとなっている。活発限月の 4月限は、一時326.0円まで上昇したが、13日の高値326.5円の手前では上 値が重くなっている。日中取引の上海ゴムが伸び悩んでいることや、日経平均株価が下 落していることが背景にあるとみる。 4月限は、今月7日の安値310.3円から13日の高値326.5円まで16.2 円もの上昇となった。その後も、高値圏でのもみ合いが続いているが、13日の高値更 新に時間が掛かるようなら、調整安となる可能性があるとみる。その場合、前記した上 昇の38.2%押しとなる320円台や半値押し水準となる318円台が意識される。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや優勢とな り、0.3〜0.1セント安で推移している。 上海ゴムは期近高・期先安。午前10時45分現在、指標限月の2026年1月限 は、前営業日比100元高の1万5345元で推移している。 MINKABU PRESS
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