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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (26/ 1) 1546.2 1591.0 1540.0 1556.8 + 1.6
(26/ 4) 1562.0 1604.2 1554.0 1571.6 + 2.4
パラジウム (25/12) 1407.00 1450.50 1392.50 1406.30 - 17.40
(26/ 3) 1428.00 1466.00 1414.50 1427.30 - 14.60
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 25,784 24,167 83,408 (+ 332)
パラジウム 15,318 10,466 21,274 (- 90)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 46,138.77 + 47.03
前日 155.52/54 1.1582/84 ・ナスダック 22,564.23 + 131.38
本日 156.95/97 1.1526/28 ・10年米国債利回り 4.13 + 0.02
・NY原油 (25/12) 59.44 - 1.30 ・SPDR保有金残高 1,041.43 0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小反発、パラジウムは反落。前日比はプラ
チナが1.6〜2.4ドル高、中心限月の1月限が1.6ドル高、パラジウムは
17.40〜12.80ドル安、中心限月の12月限は17.40ドル安。
プラチナ1月限は小幅続落。時間外取引では、労働市場の減速の見方や金堅調を受け
て買い優勢となった。欧州時間に入ると、ドル安を受けて買い戻された。日中取引で
は、ドル高に転じたことや金軟調を受けて戻りを売られた。
パラジウム12月限は日中取引のドル高や他の貴金属の軟調を受けて戻りを売られ
た。
プラチナ1月限は時間外取引を1540.0〜1591.0ドルのレンジで推移し、
前日比29.2ドル高の1584.4ドルとなった。1月限は安寄りしたのち、労働市
場の減速の見方や金堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、ドル安を受け
て買い戻された。
日中取引では、ドル高に転じたことや金軟調を受けて戻りを売られ、1543.5ド
ルまで下落した。手じまい売り一巡後は下げ一服となった。
労働市場の減速の見方などが支援要因になった。ただ日中取引でドル高に転じると、
上値を抑えられた。9月の米小売売上高は25日、米耐久財受注は26日に発表される
予定となった。
パラジウム12月限は、時間外取引を1406.00〜1450.50ドルのレンジ
で推移し、前日比19.3ドル高の1443.00ドルとなった。12月限は安寄りし
たのち、労働市場の減速の見方や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。欧州時
間に入ると、ドル安を受けて堅調となった。
日中取引では、ドル高に転じたことや他の貴金属の軟調を受けて戻りを売られた。時
間外取引の安値を割り込み、1392.50ドルまで下落した。
18日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比1万0236オンス増の
63万0552オンス、パラジウムは変わらずの17万3224オンス。
今日の材料
・10月の英消費者物価指数(CPI)は前年比伸び率が3.6%で、18カ月ぶりの
高水準だった9月の3.8%から低下し、市場およびイングランド銀行の予想と一致し
た。低下は5月以来初めてで、12月利下げの可能性が高まった。
・米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事は、金融機関への規制を緩和することで、
FRBは将来的にバランスシートの規模を再び縮小できる可能性があるとの認識を示し
た。
・9月のユーロ圏の経常収支は231億ユーロの黒字となった。黒字幅は前月の222
億ユーロから拡大、財収支の黒字拡大がサービス収支の小幅な落ち込みを補った。
・8月の米国の貿易赤字は、前月比23.8%減の596億ドルだった。輸入減により
予想以上に縮小した。市場予想は610億ドルだった。
・米労働省労働統計局(BLS)は、10月の雇用統計は公表できないことを明らかに
した。11月分は当初予定していた12月5日から、16日に延期される。
・10月28〜29日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、データ不
足で政策見通しが不透明、かつインフレ抑制を巡り意見が分かれる中で、珍しく明確な
反対票を伴う形で政策金利を引き下げたことが明らかになった。
MINKABU PRESS
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