ゴム午前＝株高や円安を受け総じて上昇、４月限と５月限は一代の高値更新
【市況】 ゴムＲＳＳ３号は総じて上昇。寄り付きでは、上海夜間安を円安が打ち消す格好とな り、買い優勢で推移した。中盤に入ると、日経平均株価が大幅高となったうえ、ドル・ 円も１ドル＝１５７円台半ばまでの円安に振れたことを好感し、上げ幅を拡大させる限 月が目立っている。４月限と５月限は連日の一代の高値更新場面となった。ＴＳＲ２０ は出来ず。 午前１１時３２分現在のＲＳＳ３号は前営業日比変わらず〜２．９円高。活発限月の ４月限は同０．４円高の３３２．３円、期先２６年１０月限は出来ず、推定出来高は １４１枚（夜間取引含む）。上海天然ゴム先物は、５月限のみ約定し、同１４０ポイン ト安、推定出来高は４枚（夜間取引を含む）。 【４月限は上値模索】 今日午前のＪＰＸゴムＲＳＳ３は、株高や円安を手掛かりに買いが先行している。昨 日、一代の高値を更新した活発限月の４月限は、３３３．６円まで上値を伸ばし、連日 の一代の高値更新場面となっている。 ４月限は、一代の高値を更新したことで、目先、節目の３３５円や３４０円という節 目を意識しながら上値を模索する展開となりそうだ。ただ、ゴム独自のファンダメンタ ルズにはファンダメンタルズには、大きな変化は見られない。円安が一服した際は、調 整安に注意したい。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は３月限のみ約定し、１．３セント高。ＴＳＲ ２０は売りが優勢となり、１．７〜０．６セント安で推移している。 上海ゴムは総じて堅調。午前１１時００分現在、指標限月の２０２６年１月限は、前 営業日比１０５元安の１万５３０５元で推移している。 MINKABU PRESS
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