ゴム市況＝総じて続伸、１５７円台後半の円安を好感

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                　ＲＳＳ３　　　    　          　　  ＴＳＲ２０
 　2025/11 　　   2026/04　      2026/10        2025/12     　  2026/11
　334.9  - 7.9 　334.3  + 2.3 　333.0　+ 2.0   265.0   0.0　   265.0   0.0
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 　　　  上海ゴム１月限　　　15,285 　　-　125　　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号、総じて続伸。寄り付きでは、上海夜間安を円安が打ち消す格好とな
り、買い優勢で推移した。中盤に入ると、日経平均株価が大幅高となったうえ、ドル・
円も１ドル＝１５７円台半ばまでの円安に振れたことを好感し、上げ幅を拡大させた。
終盤もドル・円が一段高となったことで、しっかりとした展開となった。ＴＳＲ２０は
出来ず。
　大引けのＲＳＳ３号は前営業日比０．３円安〜７．９円高、活発限月の４月限は同
２．４円高の３３４．３円、期先２６年１０月限は同２．０円高の３３３．０円、総出
来高は３１９枚、ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は、同１５５〜
１４０ポイント安、総出来高は１６枚。
【４月限は１０連騰】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３は、総じて続伸となった。活発限月の４月限は、中盤に３
３４．９円まで上昇し、連日の一代の高値更新場面となった。上値のメドだが、現状、
特に見当たらない。目先、節目の３３５．０円や３４０．０円を意識した展開になりそ
うだ。
　ただ、今日の上昇をみると、上海ゴムが下落している中での上昇であり、円安などを
背景にに仕掛けが入ったとみる。ファンダメンタルズからはかい離した動きである。ま
た、１０連騰と過熱感もあることから、調整安には注意したい。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は方向性に欠ける展開となり、０．５セント安
〜０．１セント高。ＴＳＲ２０は売りが優勢となり、１．６〜１．０セント安で推移し
ている。

　上海ゴムは総じて３ケタ安。中心限月の１月限は、夜間取引では小安く推移し、前営
業日比６０元安の１万５３５０元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、序盤は地合
いを引き締めたが、中盤以降、売りが優勢となり、一時１万５４３５元まで水準を引き
下げる場面があった。

MINKABU PRESSS

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