ゴム午前＝総じて小高い、上海ゴムの軟化を受けて上げ幅縮小

【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は総じて小高い。寄り付きでは、上海夜間高を好感し、地合いを引き
締める限月が目立った。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが軟化したことを受
けて、上げ幅を縮小される限月が目立ち、一部限月はマイナスサイドに振れている。Ｔ
ＳＲ２０は出来ず。
　午前１１時５０分現在のＲＳＳ３号は前営業日比０．７円安〜２．３円高。活発限月
の４月限は同変わらずの３３４．３円、期先２６年１０月限は出来ず、推定出来高は
２１４枚（夜間取引含む）。上海天然ゴム先物は、同４０ポイント安〜７５ポイント
高、推定出来高は２１枚（夜間取引を含む）。

【４月限は目先天井を付けたか】
　今日午前のＪＰＸゴムＲＳＳ３は、高寄り後、上げ幅を削る展開となっている。活発
限月の４月限は、上海夜間高をなどを好感し、序盤に３３９．４円まで上値を伸ばし、
連日の一代の高値更新場面となった。
　だが、その後は、節目の３４０円に接近したことや、日中取引の上海ゴムが軟化した
ことを受けて、売りが先行、３３４円台まで水準を引き下げている。このまま引けるよ
うなら、上ヒゲの長い日足となり、チャート的には目先天井を付けた可能性が高まる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は総じて売りが優勢とな
り、０．５セント安〜１．１セント高で推移している。
　上海ゴムは軟調。午前１１時２０分現在、指標限月の２０２６年１月限は、前営業日
比６０元安の１万５２７０元で推移している。

MINKABU PRESS

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