穀物4品見通し=コーンは需給要因を織り込み頭重い動きが続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
<大豆>
 シカゴ大豆1月限は18日にかけて浮上し1169.50セントまで値を伸ばしたも
のの、その後は急反落となり、20日は1121.50セントの安値まで軟化。終値で
1123セントを記録し、17日から18日にかけての上げ幅を完全に相殺した。
 米農務省(USDA)発表の月例需給報告で予想外の需給引き締まり予測が示された
ことで浮上したものの、中国からの需要も時おり大口成約の報告が見られているとはい
え、単発的なものにとどまり、需要増加期待が後退している。
 南米諸国では乾燥傾向が強まる可能性が示されるなど、生育環境不安が浮上している
ことは買い支援要因ながら、中国向けの需要増加期待の後退が重石となり、1140セ
ントを上値抵抗線にしての高下になると予想する。
<コーン>
 シカゴコーン12月限は13日に442.75セントを記録した後に値を落としなが
らも430セント割れからは下値堅く推移していたが、20日は430セントを大幅に
割り込み、10月24日以来の安値となる425.75セントまで下落した。反発力は
弱く、この日の取引を終えている。
 再開された米農務省(USDA)の月例需給報告では新穀の生産高見通しが下方修正
されたうえ、週間純輸出成約高は米国の輸出好調を示す内容となっているが、1カ月以
上前の数値であり、現状の把握が難しい状況となっている。
 アルゼンチンなど南米の生産国では産地の乾燥傾向が強まっていることが懸念される
が、弱気の米国産コーンの需給要因が圧迫要因となり、上昇の勢いは乏しく頭重い動き
が続きそうだ。12月限は425セントを割り込むようであれば420セントが視野に
入ってくる。
<小豆>
 取組はゼロであり手出し難が続いている。
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