石油市況=原油は続落、アジアの時間帯の海外原油がさらに崩れて

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/05   75,000     ±0  2026/05   86,000     ±0  2026/04   60,590 -1,020
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 1月限 58.40 ドル -0.60
ブレント原油   夜間取引 期近 1月限 62.78 ドル -0.60
ドル・円相場 15:45 現在   157.14 円  前営業日比  0.52 円の円高
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【市況】
 東京石油市場の原油は続落。為替が1ドル=157円台前半まで円高に振れるなか、
前日の海外原油先物が小幅続落となり、さらにこの日のアジアの時間帯の夜間取引でさ
らに崩れて底割れしていることに圧迫された。またこの日のドバイ原油の現物も朝安後
さらに崩れている。また日経平均株価が1000円以上崩れたこともセンチメントを悪
化させた。
 原油は1000円安ないしはそれに近い下げ幅となる限月が多くなった。ガソリン、
灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
100円安、原油が1110〜160円安。中京ガソリンは出来ず、灯油も変わらず〜
2000円高。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2349枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が6枚。

【4月限は6万2000円台前半から6万円とび台前半まで急落】
 東京石油市場の原油は続落。国内夜間取引前半は堅調で戻り高値を更新する展開とな
ったが、中盤にこの日の高値を付けると急落した。日中取引の午後にこの日の安値を付
けて、引けにかけてやや下げ幅を縮小した。
 6番限である4月限は国内夜間取引の中盤に付けた6万2200円から日中取引の午
後には6万0340円まで崩れた後、引けは6万0590円だった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は下落】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は下落。1月限は午後3時45分現在、前日
比0.60ドル安の58.40ドル辺りで推移。

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