前週は60ドル台前半で上値を抑えられ、58ドル水準まで軟化する展開になった。 週前半は60ドルを挟んで売買が交錯していたが、徐々にウクライナ和平を巡る動きが 上値を圧迫する展開になった。ウクライナ和平で地政学リスクが軽減されると、需給緩 和見通しの織り込みが優勢になりやすく、下値模索の展開になった。ロシア産の供給を 巡る混乱も報告されているが、もっぱら地政学リスクの緩和期待を織り込む動きが優勢 になった。 今週も上値の重い展開が続きやすい。ウクライナの対応が最大の焦点になる。新和平 案の受け入れが決まれば、55ドル割れを試す可能性も浮上する。地政学リスク緩和が 更に進むかが焦点になる。一方、ウクライナが新和平案を拒否した場合には、一時的に 60ドル台まで切り返す可能性が高まる。ただし、60ドル台前半から更に大きく値上が りするような環境にはならない見通し。 予想レンジは55.00〜62.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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