プラチナ午前=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられたが、押し目は
買われた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが84〜222円高、プラチナミニが
40.0円安〜202.5円高、プラチナスポットが134円高、パラジウムが出来
ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが5450枚、プラチナミニが703枚、
プラチナスポットが2706枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米金融当局者の利下げ発言などが支援】
 プラチナは米金融当局者の利下げ否定などが支援要因になった。ニューヨーク連銀の
ウィリアムズ総裁やウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の利下げ発言を受けて
12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率が上昇した。またウクライ
ナ和平案がまとまりつつあり、今後の行方を確認したい。
 プラチナ先限は7290円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相
場は1ドル=156円台後半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1549.60ドルから、金の上げ一
服につれ安となったが、1545ドル台で押し目を買われた。
 午前11時現在、プラチナは1559.50ドル、パラジウムが1400.25ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1507.72ドル、パラジウムが
1364.14ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。