プラチナ市況=プラチナが反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         20,916   +488    21,201  +482  : 4,139.79  +102.81
銀          254.0   +3.2     245.2   0.0  : 5,139.00  +188.00
プラチナ     7,674   +224     7,290  +186  : 1,552.00   +44.28
パラジウム   7,000      0     7,000     0  : 1,397.42   +33.28
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    156.67   -0.47  ユーロ・ドル相場   1.1521  -0.0020
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まったのち、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられたが、押し目は買われ
た。午後に入ると、戻り高値更新後に上げ一服となったが、押し目は買われた。パラジ
ウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが164〜224円高、プラチナスポットが
151円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが7896枚、プラチナミニが977枚、プラチナスポット
が4488枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米12月利下げ観測や金堅調が支援】
 プラチナ先限は7332円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相
場は1ドル=156円台後半の円高に振れた。
 ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁やウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の
利下げ発言を受けて12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が戻っ
た。11月の米雇用統計や米消費者物価指数(CPI)が12月の米連邦公開市場委員
会(FOMC)後に発表される予定であり、データ不足が懸念されるが、他の経済指標
で代替できるかどうかを確認したい。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1549.60ドルから、金の上げ一
服につれ安となったが、1545ドル台で押し目を買われた。午後に入ると、1567
ドル台まで上昇した。
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