石油午前=堅調、ロシア産原油のディスカウント払拭を期待か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は堅調。ウクライナ和平期待が広がっているなかでも海外原油には買い
戻しが続いている。ウクライナ和平によってロシアに対する石油制裁が解除されると、
制裁原油であることの割安感が払拭される見通し。時間外取引でニューヨーク原油は堅
調。円相場は1ドル=156円前半で推移しており、東京時間帯は円売り・ドル買いが
やや優勢。
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は堅調。夜間取引の高値を上回り、6万
1010円まで水準を切り上げた。
 午前11時02分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
280〜520円高。
 午前11時02分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が593枚。
【30日はOPECプラスの閣僚会合】
 30日、石油輸出国機構(OPEC)プラスのすべての参加国による閣僚会合が実施
される。報道によると生産枠の変更は見送られる見通しだが、来年の生産ベースライン
の参照用として、各国の生産能力を判断するためのメカニズムの協議が中心となるよう
だ。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.30ドル高の58.95ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは58.27〜59.17ドル。
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