【市況】 ゴムRSS3号は総じて堅調。序盤は上海夜間が堅調に推移したことを受けて、総じ て買いが優勢となった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムがもみ合いとなる中、11 月からの強地合いを踏襲し、買いがやや優勢となり、活発限月の4月限は、一代の高値 に接近している。TSR20は出来ず。 午前11時56分現在のRSS3号は前営業日比変わらず〜3.2円高。活発限月の 4月限は同1.4円高の338.5円、期先26年11月限は出来ず、推定出来高は 232枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、100〜155ポイント高、出来高 は64枚。 【4月限は一代の高値に接近】 今日午前のJPXゴムRSS3は、上海高などを手掛かりに総じて買いが優勢となっ ている。活発限月の4月限は、小高く寄り付いた後、しっかりとした展開となり、一時 338.7円まで上昇し、21日に付けた一代の高値339.4円に迫っている。 21日以降の値動きをみると、332円付近がサポートとなり、高値圏でのもみ合い となっている。直近の上昇が一方的だったことから、値幅での調整が見込まれたが、現 状は日柄調整の様相を呈している。午後、上海ゴムが一段高となれば、4月限は一代の 高値を更新し、節目の340円の攻防になりそうだ。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は納会を迎える12月限 を除いて小じっかりとした展開となり、4.0セント安〜1.2セント高で推移してい る。 上海ゴムは軟調。午前11時05分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業日 比200元高の1万5425元で推移している。 MINKABU PRESS
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